2007/10/09
モアナルアの木陰から ~「日立の樹」の誕生
- カテゴリ:
- 日立の樹
今回は「日立の樹」にまつわる秘話や“ここだけの話”をご紹介します。記事が「日立の樹」への愛着を増していただくきっかけになればと思っています。第1回は「日立の樹」の誕生についてです。
現在放映されているテレビCMの「日立の樹」は、ハワイ・オアフ島のモアナルア・ガーデンパークにある、樹齢およそ130年といわれるモンキーポッドの木です(詳しいデータは「日立の樹オンライン」の「プロフィール」にてご覧いただけます)。ハワイの日差しとゆったりと流れる時間のなかで成長してきたこの木が、「日立の樹」として親しまれるようになるまでのエピソードをご紹介しましょう。
「日立の樹オンライン」の「歴代CM(年表)」でもご紹介していますように、初代の「日立の樹」はアニメによるものでしたが、「技術やシステムを語るCMだからこそ、命ある本物の木を使いたい」という考えから、世界中でイメージに合った木を探し始めました。
なかなかイメージにぴったりの木が見つからなかったある日、ガーデンパークの端にある水路近くで一休みしていたスタッフが何気なく振り向くと、草むらの向こうであのモンキーポッドが逆光に浮んでいました。当時は今ほど整備が行き届いていなかったガーデンパークの雑草を刈ってみると、そこにあの木全体のシルエットが現われました。太い幹の上に緑の傘を広げたようなその姿は、まさにCMで伝えたかったシステムのイメージそのもの。こうして、モンキーポッドの木が、本物の木としては第1号となる「日立の樹」に選ばれたのです。
ただ、当時のスタッフの考えは、世界の木をめぐりながら多くの「樹」を紹介していくというものでしたので、3代目(1979~1980年)から5代目(1982~1984年)まで、約2年ごとにそれぞれ違う木を主役にしたCMがつくられることになりました。ところが、あのモンキーポッドを超えるものができませんし、視聴者のみなさんからも「またあの木のCMを見たい!」という声が多く寄せられました。
その結果、6代目CM(1984~1989年)から、モンキーポッドの木が再登場することになりました。以来、つくり手側も考えていなかった長寿CMとなり、時代を超えて日立のイメージを伝え続けることになったのです。
「モアナルアの木陰から」では、「日立の樹」に関する話題を、どんどんお伝えしていく予定です。「こんなことを知りたい」「こんなテーマの話を聞きたい」というご要望がありましたら、事務局までお寄せください。
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