2008/09/03
モアナルア・ガーデンパークのベンチ
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- ハワイ便り
みなさん、こんにちは。モーティです。今回は、5月の「ハワイ便り」以来、約4か月ぶりに訪れたモアナルア・ガーデンパークの様子をお伝えします。
園内に入って真っ先に目についたのは、あちこちに設置されていた見慣れないベンチです。それも、街中の公園で見掛けるようなプラチック製のベンチではなく、木の自然の姿を活かしながらつくられた、高級家具のような仕上がりのベンチです。
新しく設置されたベンチについて、モアナルア・ガーデンパークのオーナーであるデーモンさんに、ベンチ設置の経緯をうかがいました。
「公園裏手の樹齢100年以上のケアヴェ(keawe)の中心部が腐り始め、木が倒れる危険性があり、来訪者の安全から切ることにしたのですが、使える部分を何かに利用できないかと考え、公園を訪れた方がくつろぐことのできるベンチをつくることにしました。これは、木に“第二の人生”を歩ませることができるだけでなく、園内のエコロジー(リサイクル)にもつながります」
デーモンさんの案内で、園の裏側に設けられた作業場を見学しました。「ここを訪れる地元の方は、家からイスやマットなどを持参して、思い思いにのんびりとくつろがれているのですが、観光客の方は、そのようなわけにはいきません。ですので、テーブルやベンチを設置することで、観光客の方にも、これまで以上に、くつろいでいただけるようにしたいと考えています」。デーモンさんの思いです。
製作を担当しているアーティストにも話をうかがいました。「元々の木の形を活かすため、できるだけ木を削らずに済むように心掛けています。木をじっと見てると、木のほうから“ここを削ってほしい”と語り掛けて来るのです」との言葉が印象的でした。「バタフライ(蝶々)」と名付けられた写真のテーブルは、11月頃に設置される予定だそうです。
デーモンさんは、日本から訪れる方が、少しでも心地よく過ごせるよう、さらなるアイディアを検討中とのことですが、日本のみなさんに向けて、メッセージをいただきました。
「“日立の樹”を見に、日本からたくさんの方々が訪れていただけるのは本当にうれしいことですが、カメハメハ5世の別荘を始め、モアナルア・ガーデンパークは、ハワイの歴史にあふれています。ぜひ、それらにも興味を持っていただければと思います」
11月には製作中のベンチとテーブルの設置がすべて終わる予定とのことですので、その頃に再度訪問し、あらためてレポートしたいと思います。
さて、早いもので、この「ハワイ便り」を始めて、9月で丸1年になります。不規則なスケジュールのコーディネーター業と平行して行うのは、思っていたよりも大変でしたが、レポートを通じて、日々の暮らしのなかで見過ごしがちな、ハワイの新たな一面に気付くことができた気がします。これからも、みなさんに興味深く感じていただけるような、ハワイの情報をお伝えできればと思っています。引き続き、よろしくお願いいたします。
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