• こんにちは!
    ゲストさん
  • ログイン
    1日1回ログインしてポイントをゲットしよう!
  • 新規会員登録
わたしの木でつくる『みんなの木!』とは?
  • みんなの声!紹介します
  • みんなの声!投稿はこちらから
2008/06/18

6月の樹 ~愛媛県久万高原町の面河渓

カテゴリ:
樹のある風景

 
みなさん、こんにちは。写真家の竹内敏信です。この写真は、愛媛県久万高原町(くまこうげんちょう)の面河渓(おもごけい)で撮影しました。撮影したのは2006年の6月、時刻は朝の8~9時頃だったと思います。急流に架かる橋の上から、ワイド系のズームレンズ(この写真を撮った中判カメラの場合は33~55mm)を使ってフレーミングしました。岩場を這うように流れる清流と雨上がりのしっとりと濡れた岩肌が、木々の緑を引き立てています。
 


撮影地の面河渓は、西日本最高峰である石鎚山(1982m)の南側に流れる面河川の上流約10kmに渡る渓谷で、国定公園(石鎚国定公園)にも指定されています。周囲を険しい山々に囲まれたV字谷になっていて(V字谷は、黒部渓谷やグランドキャニオンが代表的です)、樹海や断崖、滝などの変化に富んだダイナミックな渓谷美を楽しむことができます。川底が岩や石で砂や泥が少ないため、流れの透明度が高いのも特長です。個人的には、広く知られている高知県の四万十川(しまんとがわ)、青森県の奥入瀬渓流(おいらせけいりゅう)にも勝るとも劣らない、見事な景観だと思っています。
 
風景写真の被写体として、日本国内は撮りつくされているような印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、四国には、広くは知られていないものの、全国的な知名度がある名所に匹敵するような素晴らしい風景が、まだたくさんあります。しかも、面河渓のように、晴でも雨でも絵になる景色も少なくありません。
 
四国の川はユニークというか、僕には、ほかの地域とは違って見えます。険しい風景ながらも、決して人を拒絶することなく、受け入れているように思えるのです。撮影で日本全国を回っていますが、中国・四国地方は、思うようには回りきれていません。自分がどうして、そんなふうに感じるかの答えを求めながら、じっくりと回ってみたいと思っています。
 
ただ、いい風景との出会いは、写真の腕を確実に上げてくれるかといえば、そうとは言えないのが、写真の奥深いところでもあります。素晴らしい風景ばかりに出合っていると、その美しさに目を奪われて、自分なりのものの見方、自分の思いをどう表現するかがおろそかになってしまい、風景に写真を撮らされてしまうことにもなりかねません。面河渓は、そんなことを意識させる風景でもあります。
 

Trackback URL:

※トラックバックは承認制です。
トラックバック

本コンテンツを閲覧されるには、Flash Player バージョン8が必要です。コンテンツの表示に異常がある場合には、下記のFlash Player ダウンロードボタンから最新版をインストールしてください。

FLASH PLAYER

ページトップへページトップへ