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2008/03/18

モアナルアの木陰から ~モアナルア・ガーデンパークの歴史

カテゴリ:
日立の樹

 
今回は、数々のエピソードの舞台となってきた「モアナルア・ガーデンパーク」についてご紹介します。地元の人々の憩いの場として、観光スポットとして、多くの人に親しまれているこの公園には、ハワイの伝統とともに歩んできた歴史があります。
 


ハワイ諸島のオアフ島・ワイキキから車で約30分。モアナルア・ガーデンパークがあるこの土地は、古くはハワイ王国を建国したカメハメハ王家の所有地でした。公園内に今も残るコテージは、1850年代にカメハメハ5世の別邸として建てられたもの。その隣にあるタロイモ畑は、初めてオアフ島に来た人々がこの地に住み栽培を始めた名残であるといわれています。まさに、オアフの歴史の原点ともいえる場所でした。
 
1884年、この土地は、王家と親交のあったサミュエル・デーモンという人物に譲られ、公園づくりが始まりました。デーモン氏は、多民族の融合と共存共栄を目指した王家の意思を受け継ぎ、この公園を広く一般の人に開放し、誰からも愛される場所にしようと考えました。公園内に世界中の文化を取り入れ、日本の茶室などもつくられました。今も公園内には、日本庭園風の池やチャイニーズシアターと呼ばれる東洋風の建物が残っています。
 
公園を彩る緑についても、ハワイ原産のものだけでなく、世界中からさまざまな植物が集められました。ハワイでは見掛けることが少ない竹も、そのひとつです。マンゴーの木やバニアンツリー、南米が原産地といわれるモンキーポッド(「日立の樹」もモンキーポッドです)もこのときに海外から取り寄せられ、今ではハワイの大地にしっかりと根を下ろしています。その姿は、多くの人々を受け入れながら歴史を重ね、発展してきたハワイの象徴ともいえます。
 
樹齢およそ130年といわれる「日立の樹」は、こうした公園づくりに込められた思いとハワイに息づく伝統をずっと見守り続けてきたのかもしれません。2007年2月には、日立グループは、モアナルア・ガーデンパークの維持・管理を支援していく新たな契約を結びました。そこには、長年にわたってCMの主役を務めてくれた「樹」への感謝の気持ちと、公園がこれからもハワイの人々の大切な場所であり続けるようにという願いが込められています。
 
 

 

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