2010/05/13
当時の歴史を今に残す「ウルポ・ヘイアウ」を訪れて
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- ハワイ便り
みなさん、こんにちは。モーティです。今回は、オアフ島最古の神殿と言われ、今も地元の人々の神聖な場所となっている「ウルポ・ヘイアウ(Ulupo Heiau)」をご紹介します。
ウルポ・ヘイアウは、オアフ島南東部突端の北東側、カイルア(Kailua)にあります。カイルアは、全米ベストビーチにも選ばれた、ハワイ語で「天国の海」を意味する「ラニカイ・ビーチ(Lanikai Beach)」がありますので、足を運んだことのある方も少なくないと思いますが、ウルポ・ヘイアウは、カイルアの町の中心部から離れた住宅街にあるためか、意外に知られていません。
ウルポ・ヘイアウは、1750年頃につくられたと考えられています。ひとつひとつの石を、バケツリレーのように手渡しして運び、積み上げられたもので、石のなかには、カイルアから20km近く離れたクアロアから運ばれたものもあります。積み上げられた石壁は、高いところで9mにもなりますので、建築時の様子を考えると気が遠くなります。
現在のウルポ・ヘイアウは、カイルアの海岸からかなり奥まった場所にありますが、つくられた当時は、すぐ近くが海岸線でした。魚を捕るのに適していただけでなく、海から攻めて来る外敵を見張るにも適していた場所でした。周辺は湿地帯で、タロイモを栽培したり、ため池をつくって魚などを放流し、保存していたと言われています。
ウルポ・ヘイアウでは、豊作の祈りや戦いの必勝祈願など、さまざまなセレモニーが行われ、その最上部には、集落をまとめる酋長が住んでいました。1780年頃にはマウイ島の部族との戦いに破れ、マウイ島の酋長が治めていましたが、後にカメハメハ大王がハワイ全島を統一した頃には、誰も住んでいなかったと伝えられています。
ハワイの歴史を今に残す神聖な場所、ウルポ・ヘイアウ。機会がありましたら、ぜひ訪れてみてください。それでは、また。
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