2010/02/10
プランテーション時代の雰囲気に満ちたラナイ島から
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- ハワイ便り
みなさん、こんにちは。モーティーです。今回は、撮影の仕事で訪れたラナイ島の様子をお伝えしたいと思います。
10年近く、この仕事をしていますが、ラナイ島で撮影が行われるのは珍しいことで、僕がラナイ島を訪れたのは、今回が初めてです。オアフ島をベースに仕事をしていると、オアフ島では簡単に調達できる物が、他の島では入手できなかったり、食事ができる場所が少なかったり、また、あっても営業時間が短いなど、仕事をするうえで不便に感じることもしばしばでしたが、ラナイ島に1週間滞在した今の僕には、ハワイ島がラスベガスのように思えるほどです。それほどまでに、ラナイ島は、これまで訪れた島とは様子が違っていました。
ラナイ島は、位置的にはマウイ島のすぐ近く。いち企業によってパイナップル農場として開墾され、かつては広大なパイナップル畑が広がっていましたが、企業の撤退に伴い、農場は閉鎖となってからは、リゾートホテル周辺を除くほとんどが、手つかずの自然という状態です。
今回滞在したホテルは、地図では空港からラナイの町を抜けたところにありましたが、実際は、古い民家が見えたと思ったら、すぐにホテルに到着。町というよりも、小さな集落といった感じでした。
町には、島が賑わっていた頃のプランテーション(農園)跡が今も多く残り、現在のオアフ島では見ることのできない、プランテーション時代のハワイの雰囲気に満ちあふれていました。
プランテーションハウスを改造したコーヒーショップです。町には同じような店が3軒ありました。
町で唯一の劇場です。滞在時は「風と共に去りぬ」を上映していました。歴史を感じさせる劇場で見る名画には、作品以上に味わい深さを感じるのではないでしょうか。
コインランドリーと銀行です。どちらも、地元では生活には欠かせないものですが、建物の造りがそっくりなのが、おもしろいところです。
撮影は、町の郵便局の裏で行われましたが、郵便局への人の出入りが多かったのは意外でした。地元の人に聞いたところでは、ラナイ島では郵便物の配達はなく、各自の私書箱まで取りに来るシステムだからとのことでした。
ラナイ島でもっとも印象的だったのは、あちこちにそびえ立つ、クックパインの木です。クックパインは、かつては防風林代わりに使われてたこともあり、オアフ島でも見かけることがありますが、ラナイ島のクックパインは、とにかく巨大。まるで樹齢100年以上を思わせるほどでした。なかでも、ホテルに向かう道沿いに並ぶ姿は、圧巻。ホテル裏手の山の尾根にも、たくさんの木が見えます。ハワイというよりも、北欧の島のようにも思えてきます。
町のメイン通りも、住宅街も、この通りです。
結局、ラナイでは、ハワイで真っ先にイメージする、ヤシの木やモンキーポッドは、一度も目にしませんでした。
これは、朝6時前に撮ったものですが、朝露により、一帯はスプリンクラーを回したかのように湿っていて、芝を歩くと靴の中に水が染みてくるほど。ラナイの町は、標高が490mもあるため、オアフ島のワイキキよりも、ずっと寒く感じました。
最後は、ラナイ島の北側ビーチの座礁船です。このあたりには、2009年11月の壁紙写真のようなペトログリフ(岩絵)も残っています。
なお、掲載写真のうち、座礁船の写真は、撮影に同行したハワイ在住のカメラマン、トム・ハーリー(Tom Harley)さんによるものです。僕のデジカメではアップがきかず、彼が代わりに撮ってくれました。岸からの距離感がわかるような構図に、プロの心配りを感じます。
今回は1週間の滞在でしたが、ラナイ島では、時間がゆっくりと流れているように感じられました。真のリゾート地とは、時間に対する感覚が違ってくるような場所のことを言うのではないかと思ったほどです。それでは、また。
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