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2010/01/13

「ココ・クレーター」トレッキングにチャレンジ!

カテゴリ:
ハワイ便り

 
みなさん、こんにちは。モーティーです。今年もよろしくお願いいたします。
 
この年末年始、みなさんは、どのように過ごされたのでしょうか? 僕は、12月の下旬から米国・カリフォルニアの実家に帰省し、久しぶりに、家族との充実した時間を過ごしました。そして、大晦日の夜にハワイに戻り、元旦から5日までのハワイ島でのロケが、今年の仕事始めとなりました。
 
さて、今年最初の「ハワイ便り」は、オアフ島の南東側に位置する「ココ・クレーター(Koko Crater)」のトレッキング体験をお伝えします。仕事の合間に息抜きのつもりで訪れたら、予想外にきつく、“体力の限界への挑戦”となってしまいました。
 


観光地として知られるハナウマ湾と道路を挟んで向かい側にそびえ立つココ・クレーターは、「ダイヤモンド・ヘッドに行ってきました!」でご紹介しましたダイヤモンド・ヘッド同様、噴火で山頂が吹き飛び、クレーター状になった土台部分だけが残っている死火山です。高さは370メートルほどですが、周囲には高い山がないため、とても高く見えます。戦争中は頂上部分が軍の通信基地として使われ、そこに物資を運ぶためのケーブルカーがつくられました。今は基地もケーブルカーも使われていなくて、ケーブルカーのレール跡が頂上までのトレッキング・コースとして利用されています。
 
ココ・クレーター公園内の駐車場に車を止め、スタート地点へと向かう途中、隣接する射撃場から銃声にびっくり。映画で目にする、敵を一掃する射撃シーンのような音が、すぐ近くから聴こえてくるので、ドキッとします。
 
銃声に驚きながら、スタート地点に到着。足元の枕木には「1048 to top(頂上まで1048段)」と書かれていました。ケーブルカーのレール跡は、頂上まで一直線に続いています。
 
 


枕木を階段代わりに、頂上へと歩きます。先月からジムに通い始めて体力アップを実感していたこともあって、ダイヤモンド・ヘッド(高さ232メートル)の頂上手前にある99段の“心臓破りの急階段”が10回続くと思えば、それほどきつくはないだろうと楽観的に考えていました。そのときは、あとで後悔することになるとは、思ってもみませんでした。
 
 

ところどころ枕木が朽ち果てているものの、登山者に踏み固められたコースは、傾斜も緩やかで歩きやすく、テンポよく進めました。歩き始めて約10分、レールに「300」の数字を発見。枕木の数は数えてきませんでしたが、300番目の枕木ということなのでしょう。
 
 

歩き出してから約20分。レールは、谷に掛かる橋のような状態になります。高いところでは地面から7~9メートルほどあるため、うっかり足を滑らせたらたいへんです。手すりなどのつかまる部分がないため、十分な注意が必要です。
 
橋の手前には迂回ルートもありますが、ほとんどの人は、迂回することなく、そのまま進んでいました。僕も、それにならって橋を歩きました。途中で一度つまずきかけましたものの、無事に通過できました。
 
 

橋を過ぎたあたりから、穏やかだった勾配が急にきつくなり、身体もつらくなってきました。西側に位置するクレーターの外壁が貿易風を遮るため、風もなく、体感温度も上がってきました。息も安定せず、20段上っては休憩の繰り返し。自分の身体が、急に重たく感じてきました。
 
あまりにしんどくなってきたので、ココ・クレーターの紹介はやめて、違う内容にしようかと考え始めたところで、足元の「900」の数字が目に入りました。残り148段なら、何とか行けそうだと、がんばることにしました。
 
 

とはいえ、きついことに変わりはなく、ここからは10段上っては休憩という状態で、歩いている時間よりも休んでいる時間のほうが長くなりました。そして、歩き始めて1時間。ようやく最後の枕木「1048」にたどり着きました。
 
 

下を見下ろすと、あまりの絶景に、これまでの疲れが一気に吹き飛ぶ思いです。
 
 

ここでレールは終わりますが、頂上は、ここからさらに20メートルほど上ったところになります。頂上からワイキキ方向を見ると、こんな景色が広がります。空が霞んでいてわかりにくいかもしれませんが、奥に見えるのがダイヤモンド・ヘッドです。
 
 

そこから視線を左に向けると、ハナウマ湾方面が目に入ります。
 
 

さらに視線を左に振ると、手前にはクレーターの中心部が目に入り、奥にはサンディ・ビーチが見えます。その隣には、「オアフ島、マカプウ岬でザトウクジラ・ウォッチング!」でご紹介しましたマカプウ岬も見えます。
 
 

頂上にはさえぎる物が何もないため、吹き寄せる貿易風が心地よく、とても快適です。頂上周辺には、軍の基地跡が今も残っていますが、戦争中は、こんな場所にも基地があったと思うと、平和の尊さを感じずにはいられません。
 
帰りは、絶景を眺めながら下ることになります。気楽に考えていたら、急傾斜を下るのは思ったよりもきつくて、途中から膝がガクガクしてきました。安全のため、橋の部分は迂回ルートを利用しました。
 
 

予想以上につらかったトレッキングとなりましたが、頂上からの眺めの素晴らしさは、つらさを我慢してトライするだけのものがありました。今回は、トレッキングの様子を感じていただければと、写真を多めに構成しましたが、いかがでしたでしょうか。感想をお寄せいただければうれしいです。それでは、また次回。
 

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