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2009/11/18

ヒーリングの寺院「ケアイワ・ヘイアウ」を訪ねて

カテゴリ:
ハワイ便り

 
みなさん、こんにちは。モーティーです。今回は、古代のハワイアンたちによってつくられたヒーリング(癒し)の寺院「ケアイワ・ヘイアウ(Keaiwa Heiau)」をご紹介します。
 


ハワイ語で「ケアイワ」は「神秘的」、「ヘイアウ」は「神殿」を意味するケアイワ・ヘイアウは、10世紀頃につくられ、15世紀頃まで使われていました。かつてはハワイ諸島の各島に存在していたようですが、現存するのは、今やオアフ島だけとなりました。真珠湾(パール・ハーバー)隣のアイエア(aiea)地区の山中に、ひっそりとたたずんでいます。
 
 

積み上げられた岩が途切れている部分が入り口で、全体は、ヒーリングや再生の力が宿ると言われる東を向いています。以前、テレビのロケで訪れたことがありますが、そのときの案内役のハワイアンは、ヘイアウに入る前に、祈りを捧げていました。ここは、単なる遺跡ではなく、今も聖地として、現地の人から崇められているのです。
 
積み上げられた膨大な溶岩石は、もともとアイエア地区にはない岩のため、人手によって、この地に運び込まれたと考えられています。現在の高さは50cmほどですが、建設当時は5~6mほどあったと考えられています。
 
 

ところが、大戦中に道路や橋の建設のために多くの岩が運び出されて、今の高さになりました。隣接する薬草ガーデンエリアは、400種類以上の薬草が植えられ、病院の役割も果たしていたようですが、こちらに積み上げられていた岩は、すべてなくなってしまいました。
 
 

現在のヘイアウ内には、円形に石が積まれた部分がありますが、これは、当初はなかったもので、15世紀以降に使われなくなってから積まれたものだと言われています。誰が何のために積んだのかは、今もわかっていません。
 
この日、日本からの観光客を連れたミニバスを目にしました。ヘイアウは、観光地と無縁な場所にありますが、ハワイのヒーリングスポットとして、意外に知られているようです。「青い海と白い空」だけではないハワイに触れ、ハワイの歴史を感じるにはオススメの場所だと思います。機会がありましたら、ぜひ訪れてみてください。
 
さて、毎月1~2回のペースでお送りしています、この「ハワイ便り」ですが、気がつけば、先月の10月で3年目を迎えていました。物書きが本業ではない僕が、ここまで続けることができたのは、一重にみなさんのおかげです。これからも、みなさんが興味をもっていただける記事づくりを心掛けていきたいと考えています。引き続き、よろしくお願いいたします。
 

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